社員インタビュー-Interview-

まだ2年目。でも配管ルートを、
自分で考えています

2023年入社 設計職 Tさん

私が入社を決めた大きなきっかけは、実家から車で2分という立地の良さでした(笑)最初は「こんなに近いなら通いやすくていいな」という単純な理由でしたが、実はもう一つ“家族経営ではない会社である”というのも重要なポイントでした。私は機械工学部の機械コースを専攻しており、大学時代に設計などを学んでいたので、その知識を活かせる職場を探していたんです。
さらに、西日本工業大学の卒業生が多く在籍していると聞いたことも安心材料でした。実は、私の知り合いの教授が「この会社は面倒見も良く、働きやすい」と勧めてくれたんですね。そして最終的な決め手となったのは、入社試験前に実施されている会社訪問でした。実際に社内を見学し、働いている方々の雰囲気を知れたことが大きく、面接前から「ここでなら自分は伸びられる」と感じました。こうして2023年に新卒として入社し、今はちょうど3年目になります。

私はもともと福岡にある戸畑オフィス(支店)で働いていました。そこでプラントや配管に関する設計の基礎を学び、CADを使った図面修正や簡単な計画業務に携わっていました。その後、出向という形で現在は東京に来ており、排水処理分野をメインに扱う会社さんで業務を行っています。 排水処理というと、工場でヨーグルトを製造する際に出る排水を川に流す前にろ過・浄化する装置や設備の計画が中心です。私たち自身が装置をイチから設計するわけではなく、「どこに・どの大きさの機器を配置するのか」といったプラントのレイアウトや配管ルートの調整・計画を行います。
福岡ではプラント設計・配管設計全般をやっていましたが、東京ではより専門的な排水処理の現場に立ち会っており、実際の写真や現場状況を踏まえた業務が多いです。最初は不安もありましたが、上司の方々に教わった基礎が東京の仕事でも活きていると感じますし、CAD作業もどんどん応用が利くようになりました。

  • 入社2年目という若さで東京へ出向だったそうですが、学びや大変さはありますか?

正直、覚えることは山ほどありますね。プラントや配管など、機械工学を専攻していたとはいえ、実務では知らない専門用語や図面表記がたくさん出てきます。入社当初は「早く一人前のエンジニアとして上に立ちたい」という気持ちが強かったのですが、実際にやってみると簡単にはいかない。だからこそ、毎日が勉強だと思っています。
ただ、“知らないこと”を学んでいるだけだと「これ、面白いのかな?」と感じるときもあるんです。でも後になって、「福岡で学んだことが東京での案件につながった」と実感する場面が出てくると、やっぱりやりがいを感じられますね。点と点が結ばれて線になる感覚は、とてもおもしろいです。
また、大きな企業の現場に出向するとコミュニケーションの取り方が違うこともあり、とまどうこともあります。大規模ゆえに役割分担がはっきりしていて、言葉の使い方や打ち合わせの進め方など、戸惑いもありました。それでも、本社や戸畑オフィスで教えてもらった基本姿勢が役に立っていると感じます。

一番強く感じるのは、「人柄が良い人が多い」ということですね。私のようにちょっと突飛な考えを持っている人間に対しても、「面白いやつだな」と受け入れてくれる懐の深さがあります(笑)実際に、社長も含めて多くの方が飲みに誘ってくださり、仕事以外の場面でも話ができる環境です。
また、社員旅行やゴルフコンペなどのレクリエーションも活発です。5年ごとに大きな旅行を企画しており、40周年にあたる2024年は宮古島に行きました。普段会えない出張中の社員とも一緒になれる貴重な機会で、社内交流が深まるのを実感しました。若手からベテランまで幅広く参加しているので、服装も含めプライベートな一面が見えるのも楽しいですよ。
さらに、私は“昭和的”な雰囲気が好きなので、先輩や上司との密なコミュニケーションがある会社風土はありがたいです。大きな企業だと自分の担当以外の人と話しづらいところもあるのですが、当社はしっかり繋がりがあって、相談しやすい空気がありますね。

私がずっと思っている目標は、「いつか社長になりたい」ということです(笑)これは実際に社長にも話しましたが、「それはすごくいい目標だよ」と応援していただきました。私はもともと“上に立ちたい”という気持ちが強かったのですが、家族経営ではない会社なら、頑張ればその道が開けるかもしれないと思ったんです。
とはいえ、まだ2年目なので、いまはCADオペレーター的な作業が主です。配管ルートを自分で考えて図面をまとめるというよりは、先輩が描いた計画を形にするサポートの役割が多いですね。でも、先輩たちが「自分が設計したものが実際に現場で稼働しているのを見る瞬間こそやりがい」と言うのを聞いて、私もいつかはそこに到達したいと思っています。 また、「社長になりたい」と言うのは口先だけではなく、行動でも示さなければいけません。まだまだ若いですし、経験不足ですが、会社全体をもっと良くしていくための視点を持って仕事に取り組みたいと考えています

  • 就職活動中の方へ、
    翼エンジニアリングサービスの魅力を伝えるなら?

やはり「雰囲気を実際に体感してほしい会社」だと思います。私自身、大学の求人票とマイナビを通じて知った後、面接前に会社訪問をさせてもらえたことが大きかったです。会社訪問で実際に働いている社員の方々と話してみると、どんな雰囲気で、どんな仕事をしていて、どんな想いを持っているのかが肌でわかりますよね。
私は「家から近い」「家族経営ではない」という条件で探し始めましたが、最終的には人の良さや職場の空気感に惹かれて入社を決めました。もちろん、人によっては違う視点や条件があるでしょうけれど、実際に訪問してみると自分が納得できる決め手が見つかると思います。若い人でもちゃんとチャレンジできる風土があるので、「上に立ちたい」「将来こんな仕事がしたい」という強い気持ちがある方には特に向いている会社だと感じています。

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