事業内容-Business-

翼エンジニアリングサービスの仕事とは?

翼エンジニアリングサービスは、プラント設備に関するエンジニアリングを中心に、社会インフラの安定と持続性に貢献する3つの事業を展開しています。配管・機器の設計を起点としたプラントエンジニアリングをはじめ、技術者派遣による現場支援、再生可能エネルギー分野への対応としての水素関連事業まで、多様な技術で産業と暮らしを支える設備づくりに携わっています。

社会インフラを支えるつの事業

#01プラントエンジニアリング事業

社会を動かす“しくみ”を設計する

電気、ガス、化学製品、金属、リサイクル、水処理など、私たちの暮らしや産業を支えている多くのインフラは、「プラント」と呼ばれる大規模な工場設備によって成り立っています。これらのプラントの中では、大型の機械や配管が複雑に組み合わされ、効率よく、安全に稼働するための“しくみ”が必要です。翼エンジニアリングサービスは、そうしたプラントに対して、配管や機器を「どこに・どう配置するか」を考える設計を中心に、技術支援を行っている会社です。図面作成には、2D・3DのCADという専用ソフトを使用し、構造の強さや安全性は、シミュレーションツール(CAE)で事前に検証します。さらに、設計内容が現場でスムーズに施工できるように、工事計画の立案や関係者との調整まで担当します。新しく工場をつくるときはもちろん、古くなった設備の更新や、省エネ対策、ラインの入れ替えなどにも対応しており、さまざまな産業の現場で、設備の最適化と安定した運用を支えています。


#02エンジニア派遣事業

技術でつながる、人材で支える

設計や解析、施工管理といったプラントエンジニアリングには、専門的な知識と実務経験を持つ技術者が欠かせません。一方で、多くの企業では「今すぐ人がほしい」「プロジェクト単位で技術力が必要」といったニーズが増えています。翼エンジニアリングサービスでは、そうした企業の課題に応えるために、設計・解析・工事管理のスキルを持つ技術者を、クライアント企業のプロジェクトに派遣する仕組みを展開しています。派遣先は主に大手のプラントメーカーやエンジニアリング会社で、図面作成や仕様検討、現場調整や工程管理などを担当。社員は当社に在籍しながら、クライアント先のプロジェクトに参加し、即戦力として働いています。企業の技術課題を支えるだけでなく、社員自身がさまざまな現場で経験を積み、将来のリーダーや専門職として成長していける環境でもあります。


#03水素事業

“ごみ”を資源に。
未来につながるエネルギーづくり

地球温暖化やエネルギー不足が問題となる今、次世代のクリーンエネルギーとして注目されているのが「水素」です。翼エンジニアリングサービスでは、廃棄物や資源ゴミから水素を生み出す独自技術を活用し、環境にも社会にもやさしい新しいエネルギーづくりに取り組んでいます。私たちが開発した「J-SBE」という技術では、下水汚泥や廃プラスチックなどの廃棄物を熱分解し、水素や電気を生み出すことが可能です。この技術を使うことで、「ごみの処理」「水素製造」「発電」を一つのプラントで同時に行うことができます。さらに、サトウキビの搾りかす(バガス)を炭にして土壌改良材として再利用するなど、農業分野ともつながる取り組みを展開。水素製造だけにとどまらず、循環型社会の実現を目指しています。設計から調達・建設までを一貫して担うEPC体制で、国内外のプロジェクトにも対応しています。